WordPress とは全く関係がありませんね。ほんとに完全な余談です。
まぁ、ささやかだけれどうれしいことがあって、なんだか誰かに聞いてもらいたいんだけど、こんなことで時間を取らせるのも悪い気もするしで。
早い話、スイッチがいかれてクリックが作動しなくなると買い替えてきたトラックボールが、ちょっとバラして修理したら治って再生できたって話。ただそれだけ。

自分のトラックボール歴というと、それがそこそこ長いものだったりする。最初に買ったパソコンであるNEC PC-98互換機のEPSON ノートからすでにトラックボールを使ってた。マウスというとWindows からという感じもあるけれど、その前にMS-DOS上で動くゲームと格闘していた時からということになりまする。それというのは野球のゲーム。ピッチャーが投げて3D的に近づいてくるボールにマウスカーソルを合わせてクリックし、その合わせ方とタイミングによって、良い当たりか凡打かを判断されるというのが基本になっているゲームだった。この打つ感じが楽しくてすっかりはまってしまい、暇さえあればやってたって感じ。ボールの動きにカーソルを当てるわけなので、その動きには速さと繊細なコントロールが必要不可欠だった。当時のローラー検知の下向きのマウスではどうしても繊細なコントロールが不可能で、じれったい思いをしたわけだね。と、試しに使ってみた握って使うタイプの小さなトラックボールが実にうまい具合に機能してくれて、それから自分とトラックボールの蜜月が始まったと。と、いうことで自分のパソコン経験のほとんどの期間において、トラックボールと付き合い続けてきたという感じ。

最初の手のひらに載せて使うタイプのやつはどこのだったか。エレコムだったかな。小さめの、確かパステルグリーンのボール。その次は卓上タイプで親指操作のこれもパステルグリーンのボールだったと思う。どちらもローラー検知で、汗やホコリでしょっちゅう動きがぎこちなくなって掃除してたと思う。
で、カエルの目のような赤いマーブルのボールが乗ったトラックマンマーブルを見て、これはすごそうだと飛びついたんじゃなかったか。
そのあとはもう Logicool TrackMan 一筋になってしまった。
Marble の次はWheel になり、人差し指操作のタイプも使っていたし、会社でももちろん TrackMan を使ってた。

現在のところ、クリックに不具合が出ているけれど現役の M570t 2台、引退した M570 が1台。そしてなんと 赤ボールで有線の Wheel が1台まだ現役で頑張ってる。M570 の販売開始が2010年ということらしいから、Wheel はその前に使っていたということだと思うので、もう、10年以上頑張っているということになるのか。その後、M570 は三台使っているということになるが、最も新しいのでさえ、すでにクリックがおかしくなっているので、自分的には M570 は三年強しかもたないということになる。意識的にキーボードのショートカットキーを多用したり、左クリックがきかなくなってくると左右入れ替えて使うとかしても、やっと三年強しかもたないということになる。ボタン一つあたり2年弱しかもたないんだな。まぁ、自分は画像の作成とか編集をするので、やはり通常の使い方よりは、酷使しているんだと思うけれど。それにしてもWheel の方は驚きで、ずいぶんと長持ちしてる。こちらのクリックは未だ不具合のない状況だから、部品などの素性の良さなのだろうか。
ということで、また新しく M570 を買おうかと思い始めていたわけ。現在のところ4,500円ほどかな。以前に3,600円ぐらいで買えたようなこともあった気もするが。で、amazon などをうろついていると、新型が出てたことを知ることになる。さぁて、と迷っていたときにふと思いつくこととなる。

これまでこの手のディバイスは消耗品であり、スイッチなどの接点がいかれたら買い換えるしかないものと思い込んでいたけれど。もしかするとほこりなんかがたまってるだけなんじゃなかろうか?一度、バラしてみるかな~と。

さっそく引退してる M570 を引っ張り出してくる。上下カバーはネジで止まっているだけのようだから、バラすのは簡単だとばかり。が、ネジは全部はずしたつもりなんだけれど、何かがしっかりとくっついていてはずれない。実は、これは電池ボックス、そのシールの下にも隠しビスがあったんだね~。ロジクールのロゴシールなどは剥がして確認していたのに、なぜかこの電池シールは疑いもしなかった。我ながら不思議。で、壊してしまう前にと、どなたか修理などした方はいないものかとネットで検索してみたら、やはり同じことをお考えになっているお方はいらっしゃいますね~。そのページで電池下の事実を知って自分の体たらくさに笑ってしまった。そのページは、実に丁寧に詳細を教えてくれていて、接点復活剤のことまでも詳しく書いてくださってる、本当にありがたいページです。ここ→ パソ活ラボ ロジクールM570の分解とチャタリング修理(スイッチ交換よりも接点復活剤がおすすめ)

なにをすればいいかっていうと、まったく難しいことはなくて、ケースを開けて問題のスイッチに接点復活剤を流し込んでやるっていうことだけ。
だからケースが開いてしまえば、あとはなんてことはなく、お教えくださっている通りに接点復活剤をカチカチやって染み込ませるだけ。自分の場合は、スポイトなんて持っていなかったので、小分けになっているタイプの小枝チョコレートの袋を使った。角をわずかに切って小さな穴をあけ、その中にスプレーしてたまった液体をスイッチに接触させることで、穴から一滴ほど伝わらせるというやりかた。余計なところに垂らしてしまうこともなく完璧な作業結果が得られた。

そして、結果。これがね~、見事に復活したんだ~。感動的ですらあったのです。買わなくても済んだし、三台とも復活して現役復帰させることができた。かかった費用は接点復活剤代の900円ぐらい。

クリック頻度が圧倒的に多い左ボタンとして機能させているボタンが誤作動し始めると、左右ボタンの機能を逆転させて使っていたわけだけれど、中指の方が長い分、力が強く入ってボタンを痛めるのか、三台ともに右ボタンの方がほとんど反応しなくなってしまっていた。そのため普通の下向きマウスをもう一つ接続してマウス2台体制とし、右クリック機能においてショートカットキーが使える場面ではそれを、ショートカットキーが機能しないとか、どうしても不便に思える状況においては二代目のマウスを使うという、ちょっと鬱陶しいことをやらざるを得ないことになってた。それでそんな鬱陶しいことはあきらめてそろそろ新品を、と考えていたのだけれど。そんなことで使わざるを得なくなった下向きのマウスなんだけど、いざ、久しぶりに触ってみると、現在の下向きのオプティカルなマウスも十分に使えるな~って。ほこりやらで動きが悪くなることがないということがとてもありがたい。画像編集のときの繊細なカーソルさばきにも対応できていたし。
ただ、そうはいってもね、場所を固定できて狭いところでいいし、手首を浮かすこともなく指の微妙な動きにポインタが従ってくれるトラックボールのほうが、やはり自分には使い勝手がいいのでありまする。いっとき、いっそ下向きのマウスに替えようかとも考えていたりもしたのだけれど、やっぱり、トラックボールの方がいい!と、いったところでした。
復活した三台の M570 が並んで鎮座しているのを見ると、ナウシカのオームを連想させるなぁ。

と、いうことで WordPress ともプログラミングともほとんど関係のない余談でした。

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Logicool TrackMan M570 & Wheel

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Sanbanse Funabashi

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