Mew Gull
Larus canus heinei
Roshia-kamome
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p4 の黒斑は両方ともかなり薄めではあるが両弁にあり、C:on both webs but broken で heinei 30% kamts 25% となる。
以上である。
以下は、«一つ目のheinei と思われるページ»で書いた内容と同文。
p10、p9、およびp8のタングにそしてp7のムーンなど、それぞれにおいてkamtschatschensis では、かなり少数派の特徴を複数備えているように思われる。もちろん初列に関しては、kamtschatschensis においてのまれな特徴のいくつかを、同じ個体が複数個備えているといった、その個体自体が少数派ということも十分に考えられると思う。たとえば、p7のムーンが小さく細い個体は、p9、p8のタングも短いといったような具合に。しかし、初列の特徴に加えて、上半身が褐色斑が少なくとても白いこと、嘴のバンド状の黒斑、背の色が全く濃くないこと、等を総合的に考えるとheinei という選択の方がより自然だと思われる。
一番の問題は、heinei が日本国内においてほとんど前例が無い事だと思われるが、逆にheinei が日本に来ている事が確認されているならば、この鳥も何ら迷うこと無くheinei という選択をしているのではないだろうか。
分布図を見れば、heinei は日本に来ていても何ら不思議ではないように思える。kamtschatschensis と共存するエリアも存在するようではあるし。brachyrhynchus よりもむしろ heinei の方が日本に飛来している可能性は高いのではないだろうかとも思える。
この冊子の影響により、若い個体も含めてそれらしい個体の観察例がもっと増えてくるのではないかと思うし、そうなればこの選択もあながち無謀な選択だったとは言えない、ということになるのかもしれない。
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Small white mirror on P9. Small white moon on P7. Bill is greenish with complete dark subterminal bar. I think that this bird is a heinei. But I’m not sure.
Roshia-kamome : japanese name
- Common Gull
- Larus canus heinei
- 2017/03/03 : date
- Imperial Palace Moat : field
2017-07-24 00:03:51 | comment(0)